勇者とぼく。 「勇者さん、勇者さん」 「なんだ」 「モンスターがあらわれました」 「なに!?男か女か?」 「知らん」 勇者とぼく。 「勇者さん、勇者さん」 「なんだ」 「ぼくを仲間にしてください」 「九九いえるのか?」 「それ重要?」 勇者とぼく。 「勇者さん、勇者さん」 「なんだ」 「あなたの落としたのはうまのふんですか? それともうしのふんですか?」 「いや、違うが」 「正直者のあなたには2つともあげましょう」 「いらねぇよ!」 勇者とぼく。 「勇者さん、勇者さん」 「なんだ」 「スライムがあらわれました」 「よし、戦闘だ」 「あっ、スライムたちが・・・」 「なに!?」 「・・・おいしそう・・・」 「くえばいいとおもうよ」 勇者とぼく。 「勇者さん、勇者さん」 「なんだ」 「パパスのパパはパパパパスですか?」 「知らん」 「じゃあパパスのパパスはパパパパパパスーですか?」 「なんで最後伸びんだよ」 勇者とぼく。 「勇者さん、勇者さん」 「なんだ」 「あそこにスライムとスライムベスが!」 「なに!?カップルか!?カップルなのか!?」 「知らん」 勇者とぼく。 「勇者さん、勇者さん」 「なんだ」 「このりんご、毒りんごじゃないでしょうか」 「んなもん知るか」 「じゃあインパスで調べてくださいよ」 「わかったよ。インパス!」 りんごは赤色を示している! 「・・・勇者さん、これはどうすれば・・・」 「さっさと食え」 勇者とぼく。 「勇者さん、勇者さん」 「なんだ」 「モンスターたちがあらわれましたよ!!」 「・・・おい」 「倒してもいないのになぜか仲間にしてほしいかのようにこちらを見てますよ!!」 「・・・いや、これは合コンだ・・・」 「・・・勇者さん、コマンドは?」 「にげる」 勇者とぼく。 「勇者さん、勇者さん」 「なんだ」 「・・・ゆう・・・しゃ・・・さ・・・むにゃむにゃ」 「なんだ、寝言か」 「・・・ちょ・・・そんなところ・・・ゆうしゃすぁ・・・ん・・・」 「?」 「ちょ・・・あ・・・ああ!!ゆうしゃ・・・いい!!」 「今すぐ起きろーーーーーーーーーーー!!」 勇者とぼく。 「勇者さん、勇者さん」 「なんだ」 「ところであなたは何に勇ましいんですか?」 「?」 「だって、勇者って『勇ましい者』ってことでしょ」 「うーん」 「わくわく」 「店員が女でもエロ本買えるぞ」 「・・・世界の希望は絶たれた・・・」 勇者とぼく。 「勇者さん、勇者さん」 「なんだ」 「いい加減、この入り方飽きてきません?」 「いや別に」 「もっと斬新なものにしましょうよ」 「たとえば?」 「それはですね・・・」 「もしかして『勇者よん、勇者よん』とかいうベタなもんじゃないだろうな」 「・・・・・」 「・・・お、おい・・・まじかよ・・・」 「よ・・・よんさま、よんさま!」 「人違いだ!!」 勇者とぼく。 「勇者さん、勇者さん」 「なんだ」 「なんか犬がついてくるのですが」 「なに!それはムーンブルクの王女に違いない!」 「んなバカな」 「なんだと!?おれが間違っているとでもいうのか?」 「・・・ち○こついてますけど」 「・・・・・」 「・・・・・」 「サ、サマルトリアの王子!ぐあ!」 「あ、噛まれた」 勇者とぼく。 「勇者さん、勇者さん」 「なんだ」 「はぐれメタルがあらわれました」 「なんだと!なんとしても捕まえろ!」 「わかりました」 「逃げられるぞ!飛びつけ!」 「あ、違います。ただのゲロでした」 「しねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」 |
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