ドッカーーー・・・ン ブリーフ博士「ほう!いそいでつくったわりにはちゃんととびおったわい!」 ウーロン「あっ あれ!?悟空は!?宇宙船は!?」 プーアル「ひょっとしていまの音・・・」 ブリーフ博士「うむあわてていってしまった」 ウーロン「なんでえみずくさいな・・・あいさつぐらいしてきゃいいのによ」 プーアル「なにかあったのかなあ・・・」 −−−−−−−−−− ・・・この物語は孫悟空がナメック星に向かって旅立ったころから始まる・・・ Z戦士たちとべジータ・ナッパ、そして栽培マンが戦った荒野で 異変が起ころうとしていた。 クリリンが放った拡散エネルギー波によって粉々になった 栽培マンたちの死骸と地球の土に含まれる成分とが化学反応を起こし、 栽培マンの再生活動を始めたのだった。 これはまったくの偶然で起こった奇跡的なことであった。 栽培マンの死骸は徐々に結合しだし、 新たなる栽培マンを作り上げていく。 それはもはやかつての栽培マンと呼べるものではなかった。 栽培マンを超越した栽培マン、超栽培マンの誕生は 目の前に迫っていた・・・ 「・・・気の乱れ・・・感じる・・・」 いち早くこの事態に気がついたのは、そう、ミスター・ポポであった。 Z戦士たちが一人残らず地球にいない今、気の乱れを 読み取ることができるのは彼しかいなかった。 ミスター・ポポ「これ、大変!神様いない。ポポ、何とかする。」 そう言うとポポは急いで神殿を降りていった。 カリン様のところへ向かって。 −−−−−−−−−− ミスター・ポポ「カリン、ヤジロベー、いるか?」 カリン様「こ、これはミスター・ポポ氏! いったいどうなされたのかな?」 ミスター・ポポ「ちょっと大変。ヤジロベーの力、必要。」 Z戦士がいない今、地球最強(?)の戦士はヤジロベーであった。 カリン様「ヤジロベーなら先ほど食料を仕入れに・・・ お、帰って来ましたぞ」 ギューーーーーン!!! カリン様「こりゃ!ヤジロベー!あれほどジェットモモンガで ここまで飛んでくるなと言ったであろう! ちゃんとカリン塔を登って来い!」 ヤジロベー「アホぬかすな! なんでわざわざ登ってこないといけねーんだ! そもそもおめーが食料を買って来いといったんだろがよ!!」 カリン様「アホとはなんじゃ!アホとは!」 ヤジロベー「アホはアホだ! 何で俺がお前のお使いしなきゃならねーんだ!」 ミスター・ポポ「・・・・・これは・・・大変・・・」 はたしてヤジロベーの力で超栽培マンの誕生を 防ぐことができるのか!? ミスター・ポポ「おい!ヤジロベー!」 ヤジロベー「ミスター・ポポ?なんであんたがこんなところに?」 ミスター・ポポ「ちょっとついてこい。」 ヤジロベー「ついてこいっちゅーて・・・いったいどこ行くんだ?」 ミスター・ポポ「とにかくこれに乗れ。」 ヤジロベー「よーわからんがこのじゅうたんみてーなやつに 乗ればいいんだな?」 ミスター・ポポ「ではいく。」 ブンッ!! −−−−−−−−−− ミスター・ポポ「ついた。おりろ」 ヤジロベー「えっ!?も、もう!?」 ヤジロベー「こっ・・・ここはこの前サイヤ人たらゆーやつらと 戦った場所じゃーねーか!」 ミスター・ポポ「こっちかな・・・」 ヤジロベー「こんなところになにがあるっちゅーんだ?」 ヤジロベー「お・・・おまえまさか・・・ さいしょっから俺をつれだしてやらしいことすんのが 目的だったんじゃねーだろーな・・・!! お、俺はそんな趣味はねぇからな! 前っからおめーはあっち系のやつだと思ってたんだ・・・!!」 ミスター・ポポ「いた!あそこだ!!」 シューーーーー!!! Z戦士たちが以前、栽培マンと戦った地に 巨大な繭のようなものが作られている。 それはさなぎが成虫になる前に力を蓄えている状態のようであった。 ミスター・ポポ「よかった。間に合った。 ヤジロベー、わたしと2人であれ、倒す。」 ヤジロベー「おい!ど、どういうことだ!? あれはいったいなんなのか説明しやがれ!!」 ミスター・ポポ「わたしにもわからない。。 でも、あれ、ほっておいてはキケン。」 ヤジロベー「・・・キケンっぽいのはわかるがなんで俺がー!!」 ミスター・ポポ「時間ない。行く。」 そう言うとミスター・ポポは巨大な繭に向かって駆け出した。 ヤジロベー「・・・しゃーねーなぁ・・・」 ヤジロベーもミスター・ポポの後を追おうとしたそのときだった。 ゴゴゴゴゴ・・・!!! ポポ&ヤジロベー「!!」 ヤジロベー「な・・・なんて気だ・・・!! ま・・・まるで地球全体がゆれてるみてえだ・・・!!」 ミスター・ポポ「・・・まるで台風・・・」 シューーーーー!!! ヤジロベー「大気のふるえがとまった・・・!! く・・・雲もぜんぶふきとんだ・・・!!」 ミスター・ポポ「!!」 超栽培マン「グギギギギギーーーーー!!!」 ミスター・ポポの悪い予感が的中してしまい、 ついに超栽培マンが誕生した。 その姿は、金色のオーラを放っているものの、 以前、Z戦士たちが戦った栽培マンよりも一回り小さかった。 ヤジロベー「へっ・・・へへへ・・・」 ヤジロベー「みろよ!ずいぶん小さいじゃねーか!」 ミスター・ポポ「うむ。あれならなんとかなるかもしれない。」 ・・・・・ しかしミスター・ポポは何かいやな予感がしていた。 確かに感じ取れる気は小さい。 しかしどこかふつうとはちがう気だ・・・ ミスター・ポポがそう思っていたとき、すでにヤジロベーは飛び出していた。 ヤジロベー「あんなちいしぇーやつ、おれがブチのめしてやりゃー!」 ミスター・ポポ「まて!うかつに近寄るな!」 そうミスター・ポポが言い終わるまでのことであった。 超栽培マン「・・・・・シャッ!」 ドサッ・・・ なにが起きたかわからないような顔で崩れ落ちるヤジロベー。 その体からはもう生気は感じられなかった。 ミスター・ポポ「!!」 ミスター・ポポ「・・・とんでもない気に変化した・・・ ・・・やはりタダ者じゃなかった・・・」 超栽培マン「ギャー!」 ミスター・ポポ「・・・仕方ない・・・」 超栽培マン「ギャー!」 ミスター・ポポ「・・・仕方ない・・・」 おもむろにミスター・ポポは頭に巻いているターバンに手をやった。 ミスター・ポポ「・・・神様、お許しください・・・」 カッ! 超栽培マン「ギギッ・・・!」 ミスター・ポポがターバンを脱ぎ捨てたそのとき、まばゆいばかりの光が辺りを覆った。 あまりのまぶしさに超栽培マンはたじろぎ、攻撃も空振りに終わった。 ミスター・ポポ「・・・この姿を見せるのは神様を除いてはお前が初めてだ・・・」 そう言うミスター・ポポの顔はいつもの無表情から あきらかに怒りの表情が見て取れる形相に変化していた。 そして体つきも以前のぽっちゃり型から 筋肉隆々のボディへと変化していたのだった。 ミスター・ポポ「・・・おれはもう神のおつきでもミスター・ポポでもない・・・」 ミスター・ポポ「おれは・・・」 ミスター・ポポ「スーパーポポスだ!」 ・・・・・ ・・・たぶん大丈夫でしょう。 (作者談) ドシュー! ミスター・ポポ、改めスーパーポポスは超栽培マンに真っ向から向かっていった。 それに動じることなく、迎え撃つ超栽培マン。 状勢はまったくの互角だった。 ・・・いや、なぜか超栽培マンの方には余裕が感じられる。 何故? スーパーポポスがそう思出だしたとき、その答えは出た。 スーパーポポス「はぁー!!!」 超栽培マン「ぐぎゃあ!!!」 スーパーポポスの渾身の一撃が超栽培マンの身体を真っ二つに切り裂いた。 ドサッ 無残に2つに引き裂かれた超栽培マン。 スーパーポポス「・・・はぁ、はぁ・・・」 スーパーポポス「・・・な、なぜ・・・」 スーパーポポス「なぜ気が減っていない!!!」 超栽培マン「ニヤッ」 超栽培マン「カーッ!!!」 なんと2つに引き裂かれたはずの超栽培マンの顔が笑みを浮かべたかと思うと、 まるでピッコロのように身体を再生してしまった。 ・・・しかも引き裂かれた2つの半身それぞれが再生したので、 超栽培マンは2体へと増殖してしまったのである。 超栽培マン×2「ギャギャギャギャギャー!!!」 嬉々としてスーパーポポスに襲い掛かる超栽培マンたち。 スーパーポポス「・・・う・・・わ・・・うわ・・・うわーーーーーーーーー!!!」 全力を使い果たしたスーパーポポスに勝ち目はなかった・・・ 第6話に続く! |
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