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DRABON QUEST

〜あの女キャン言わせるぞ〜



〜プロローグ〜



今とは違う時代 ここドラボンワールドは男と女が平和に暮らしていた。

しかし邪悪な影がこの地を覆った。魔界の女王ムコアだ。 

ムコアはこの世界から男を追放して女だけの世界を作ると宣言した。

そして今、恐怖の侵略が始まったのだ。

だがムコアに敢然と立ち向かう一人の勇者が現れた。



その名はヤマシタ。




【STUDY!】

ヤマシタは温室育ちの「ぼんぼん」である。



 episode1 【旅立ち】 

ヤマシタ 口説きLEVEL:1



ここは男と女が対立する世界、ドラボンワールド。

いろいろな男が女を落とすためにあらゆる方法を考えました。

そして約1年前、かつて女を確実に落としたという

伝説の口説き文句の存在があきらかになりました。

そこで各国の王様たちはその口説き文句を探す自称男前を募りました。

そして今日、ヤマシタは城へ呼ばれたのでした。


王様「おお ヤマシタ! ゆうしゃフクシの ちをひくものよ! 

そなたのくるのをまっておったぞ。

その むかし ゆうしゃフクシが カミから でんせつのくどきもんくをさずかり 

おんなたちをくどきおとしたという。

しかし いずこともなくあらわれた あくまのけしん ムコアが 

そのもんくを やみにとざしたのじゃ 

このちに ふたたびへいわをっ!

ゆうしゃ ヤマシタよ! ムコアをたおし 

そのてから でんせつのくどきもんくをとりもどしてくれ!

わしからの おくりものじゃ! そなたのよこにある たからのはこを とるがよい!

そして このへやにいる へいしにきけば たびのちしきを おしえてくれよう。

では また あおう! ゆうしゃ ヤマシタ よ!」


ヤマシタはたからばこをあけた!



チャチャチャチャーン チャチャチャチャーン



ヤマシタは「ムコアの写真集」を手に入れた!!




・・・・・




ヤマシタ「・・・・・なぜ?」



【STUDY!】

王様はラスボスに惚れている。



【ちなみにムコアのプロフィール】

芸名 : ムコア
生年月日 : ドラボン歴81年3月12日
星座 : うお座
出身地 : 千葉
血液型 : O
身長 : 158cm
体重 : 42kg
ジャンル : 魔界の女王
デビューのきっかけ : ドラボン歴98年魔界新人女王オーディション
趣味 : 散歩 お香 健康グッズを集める 歌 テニス 色々な物を観察する事
特技 : お菓子づくり
長所 : 明るく前向き
短所 : のんびり屋、おっちょこちょい。マイペース



ヤマシタ「悔しいけれどあいつに夢中。

あの女いっぺんキャンいわしたろか。」


王様「ん?うむ?そ、その意気じゃ!あとは下の階に行って

共に冒険する仲間を集めるのじゃ!行け!ヤマシタよ!」



【STUDY!2】

ちなみにヤマシタもムコアに惚れている。



 episode2 【妄想】 

ヤマシタ 口説きLEVEL:1



ムコアの写真集」を食い入るように見ていると

兵士がヤマシタに話しかけてきた。


兵士「ヤマシタどのは ローラひめのことを ごぞんじか?


⇒ いいえ


「ひめさまが ムコアに さらわれて はんとしになる・・・

おうさまは なにも おっしゃらないが とても くるしんでいるはず。

ヤマシタどの! どうか ひめを たすけだして ください!」


ヤマシタ「・・・ムコアはそっちの趣味があったのか・・・」


ヤマシタのガッツが100ダウン!!


ヤマシタ「・・・でも今となってはそんなのどうでもいい。

好きに理由はない。

顔に惚れたのか、性格に惚れたのか・・・

雰囲気に惚れたのかもしれない。

『抱きしめたい』か『Get Along Together』で迷ったあの冬の日・・・」



・・・・・



兵士「・・・と、とにかく頼んだぞ!」



【STUDY!】

ヤマシタには妄想癖がある。



 episode3 【独り言】 

ヤマシタ 口説きLEVEL:1



ヘラヘラとにやけながら妄想にふけっていると、

また別の兵士が話しかけてきた。


兵士「われわれは城から離れられないが応援しているぞ!」


ヤマシタ「惚れた方が負け・・・

つまり惚れるよりも 惚れさせろってこと。」


兵士「な・・・なるほど・・・?」


ヤマシタ「本格的に好きになる前に彼氏の有無は確認しておけ。」


兵士「は?・・・はぁ・・・」


兵士「・・・そうだ!外に出ると女達が襲い掛かってくるだろう。

そして女達の中には毒のある言葉を吐いてくるものもいるという。

もしおぬしが毒におかされたらすぐにカウンセリングでも受けることだな。」


ヤマシタ「目下の研究テーマは、

『なぜ告白してダメだった時それまでの
二人の関係には戻れない ことが往々にしてあるのか』


ヤマシタ「『好き』って言ったか言ってないかの違いは

果たしてどこに存在するのか。

なぜ『好き』と言う ことを'白ヲ告ゲル'すなわち"告白"というのか・・・」



・・・・・



兵士「・・・おまえ、人の話、聞いてるか???」



【STUDY!】

しつこいようだが、ヤマシタには妄想癖がある。



 episode4 【無敵】 

ヤマシタ 口説きLEVEL:1



王様「ヤマシタよ!そろそろ旅立ったらどうだ。期待しておるぞ!」


ヤマシタ「好きって気付かせやんな意識させるもクソも

あらへんやないか、あほんだら。」


王様「あ、あほんだら!?

おぬし、誰にものを申しているのか わかっておるのか!?」



【STUDY!】

ヤマシタに怖いものなどない。



【STUDY!2】

旅立つどころかまだ王の間を出ていない。



 episode5 【人選ミス】 

ヤマシタ 口説きLEVEL:1



王様がうるさいのでいい加減旅立つことにした。

王の間を出ようとしたが、カギがかかっているようで扉が開かない。

ムキになってガチャガチャやってると見かねた兵士がヤマシタに駆け寄った。


兵士「たからのはこを ぜんぶとったなら

  そのなかに かぎが はいっていた はずだ。

かぎは 1どつかうと なくなって しまうが

そのかぎで このとびらを あけたとき……

おまえのたびが はじまるだろう。」


どうやら「ムコアの写真集」に必死で

カギの入っているたからばこを取り忘れていたらしい。


ヤマシタ「・・・駆け引きを楽しむ。

そして駆け引きに負ける。

これもまた一興。」


兵士「・・・はやくとって来い。」


兵士が怖い顔をするので、しぶしぶたからばこを調べに戻った。


ヤマシタはもうひとつのたからばこをしらべた!



チャチャチャチャーン チャチャチャチャーン



ヤマシタは「カギ」を手に入れた!!


ヤマシタ「・・・あ、そういえばわたしの『マル秘・ヤマシタダイアリー』に

かけていたカギをなくしたとこだったんだ。ちょうどいい」


ヤマシタは『マル秘・ヤマシタダイアリー』に「カギ」をつかった!

丸秘・ヤマシタダイアリー』のカギが開いた!

カギ」は消滅した。



・・・・・



密室完成。



【STUDY!】

ヤマシタには人の話を聞くという概念がない。



第2章へ。





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